ありのままの　河野理愛（かわのりえ）: an objection to society アーカイブ

August 13, 2004

世の中で最近増えたお仕事の中で
「夢と希望に接する仕事」をよく見かける．

漠然としててどういうことかわからんだろうが、特徴は
・あまり儲かるものではないことが多い（が、たくさんの人が介入している）
・「他人の（相手の）」夢と希望を対象としている
・それの対象（客）であった側が、サービス提供者になることが多い
てなところだろうか？

ぎくりとした人いる？いないよね、そもそも↑の人って
気づいてないし．

似たようなもので、根本的に１番目の特徴から逸脱しているものが
コンサルなわけだが、
第３の特徴を許すか許さないかが　大きな違いな気がしている．

職域に簡単に参入できないようにする、ということは
質・価格を守るためにも必要よね．

優しさの安売りは、結局安物よ．

結果とは何なのか
実力とは何なのか

なりたいと「思って」「必死になって」「目指して」得るものなのか．
それを私は「努力」と呼んでいたが、
こうなりたい、こうしたい　と思って得られたものなんて
ほとんどの場合、そんな長く続きはしなくて．

自然に得られたもの、自然になっていたもの　こそ
実力の結果なのだと　最近そう思う．

もがいて得た「結果」や「過去」に、満足感を得てしまうのは
幼少時期から始まる教育という名の　画一的な思想の影響だ．
どうして自然な状態を疑うような思考にさせられているのだろう．

すべきことは、自然としている．
持ち得ることは、自然と持っている．
居るべき場所には、自然と居る．

会社を持って　初めてまともな額の報酬・給料を出した時、
あんまり反応してくれなかったらちょっとがっかりする．

みな、バイトなどである程度　高い額がもらえるわけで、
そんな時代なのかなぁ　と考えたり．
一円の重みを感じられる人は、どのくらいいるのだろうか．

非常におもしろい事実を　うちのスタッフが発見したようです．

如実に現れたな．

これが去年の要綱

確か、一昨年はもっと緩かった気がする．どの事業もNPOは可能だった気がする．
（だから出しまくってたのだが）

これが今年の要綱

地方自治体や財団･協会関係にしかお金が落ちないようになってるのだ．
独立行政法人になって、保身に走ったんじゃないか？
天下り万歳だな．