中長距離研究 -LongDistance Running Science-






何度かの大会の記録を200m・400mごとにかかった時間を調べ、その変化をグラフに表した.

200mごとのラップの変化の様子.
ほとんどの記録が200mごとにジクザクになっているのが分かる.
これは、この選手が200mごとにペースを調節しているように見える.




400mごとの秒速の変化の様子.
これを見ると上とは違ってすり鉢状のグラフになった.
これは3000mだけでなく1500mにも同じような変化が見られ
この選手のペース配分の特徴かもしれない.




このようにペース配分は選手が意識してかどうかは定かではないが、ある程度その選手の特長が見られることが分かる.
また長い距離のラップだけ調べていては分からないことが200mごとという短いラップをとることでまた違う発見ができる.



100m毎の歩数などを調べて速さとは何が関係あるかを調べた.



この表をグラフ化してみる.



見て分かるとおり、歩幅が広がるほどかかった時間は短い=速くなっている.

これはいつ調べてもほとんどの結果が一致していた.

協力:竜田美幸 ありがとうございました. 


バイオメカニクスのページに戻る
トップページに戻る