1997年11月30日(日)
天皇杯1回戦
  市立船橋高校VS駒沢大学
 
0−
0     2
0−

天皇杯が始まりました。
私の所でも地元チームヴォルティス徳島が試合をしていました。
しかし、テストの関係で外出禁止らしいので行けませんでした。
だから今回もTVで見た分です。

昨年高校選手権で優勝した市立船橋高校ですが今年は県予選で負けたらしく、3年生にとっては最後の大会です。
また相手の駒沢大学はつい先日大学選手権で優勝し、大学日本一の座を勝ち取りました。
この試合で勝ったチームは2回戦ヴォルティス徳島と徳島で対戦します。
 

今日の試合を見ていて少しだけメモを取っていたので載せておきます。
シュートの内訳
市立船橋高校 駒沢大学
ペナルティエリア エリア内 エリア外 エリア内 エリア外
ゴール枠 枠内 枠外 枠内 枠外 枠内 枠外 枠内 枠外
前半 10分 × × ×
20分 ×
30分 × ×
40分 × ×
後半 10分
20分 ××
30分 × ×
40分
×○ ×× ×
 
合計

テレビで見て取ったメモなので、あんまり正確ではないですが
両チームのシュートを撃った場所とゴールの枠に行ったかを時間別に示しました。

さて試合内容は・・・・
何しろ目立ったのは市船の立ち上がりの悪さ、と言うところでしょうか。
見ていてびっくりしてしまいました。狭いスペースで短いパスをつなごうとし、ミスから相手にボールを渡してしまったり、相手に囲まれとられたり・・・。
逆に、このときは駒沢大のプレッシャーが良かったと思います。ボールを持っている相手に対して2,3人がプレッシャーをかけ上手くボールを取り返すことができていました。
こんな調子が前半15分くらいまで続きました。

その後は駒沢大がほとんどボールをキープしている時間が続きました。きれいなパスつなぎで、とられても、すぐに取り返せる体制でした。
私としては少し攻めのリズムが単調過ぎるかなとは思いましたが。

そんな駒沢大の流れが25分くらいまで続くと、徐々に市船の方も普段のかんを取り戻してきたのか、前線の選手が相手DFが持ったボールに対してプレッシャーをかけていきました。
それから前半の終わりまでは両チームとも押しつ押されつのゲームでした。

後半になって俄然市船の方が良くなってきました。
攻めていくパスがダイレクトや1トラップになり、早くて広い攻撃ができていました。
駒沢大学は大きなパスや逆サイドへのパスは出していたのですが、トラップしてからの処理が遅く、ボールとしての動きが遅いので相手にすぐ寄られプレッシャーをかけられるという場面が続きました。
全体的にプレッシャーに対して弱いのでしょうか。前線だけでなく中盤の選手まで詰め寄られると最終ラインに戻すということが多くなっていました。
逆に市船の方は攻めているけど点が取れない、ゴール前にパスが来ても合わせられない、と言うことが多かったです。
攻め入るときに裏へのパスなどで進むのはいいのですが、いまいち読みが浅く、相手にすぐカットされてしまいます。経験の差かもしれません。また自チームからのパスにも反応が遅く、上手く予想して次のポジションに動くということができてなかったように思います。
だけどそのまま前半とは対照的に市船のリズムで進んでいきました。

しかし、終了間近になってくると、駒沢大がリズムを取り戻したのか、波状攻撃でした。
そこで終了間際に得点しTIME UPという感じです。

駒沢大はなかなか完成に近いサッカーはしていましたが、同じような攻撃パターンが多くパスの正確さもいいとは言えませんでした。一番気になるのはプレッシャーの弱さで、すぐに後ろにパスを出す中盤は問題では?逆に言えば、バックラインへのパスが出たときに上手く飛び出してボールを奪うことが出きれば、ゴールに結びつくかもしれませんね。

対戦相手となるヴォルティスは8−1で勝っていましたよ!
   


私としてはシュートより選手ごとのパス数を調べる方が得意なのですが・・・
今回はテレビで見ただけなのでできませんでした。
うーー、2回戦見に行きたーい!!


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